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遺産分割協議が揉めそう!どうすればいいの!?~京都で相続手続きの相談なら京都鴨川司法書士行政書士事務所~

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遺産分割協議が揉めそう!どうすればいいの!?~京都で相続手続きの相談なら京都鴨川司法書士行政書士事務所~

2021/08/26

今回は遺産分割協議のリスク対策についてお話していければと思います。

 

なお、遺産分割協議書の作成等については、以下のブログもご参照ください

(参照リンク 遺産分割協議書作成の流れ https://kyotokamogawa-souzoku.com/blog/detail/20210816133126/

 

専門家の我々からしても、遺産分割がすんなりとスムーズに進む場合は多くないと感じています。

私としては、よっぽどのことがない限り、遺産分割協議はもめずに喧嘩せずに、穏便に進めたほうが結果的によいケースが圧倒的に多いです。

 

遺産分割協議の中で、自己の意見だけを押し通そうとしたり、過去のことを必要以上に引き合いに出して、意地を張ってしまっては、結果的に裁判手続きや専門家費用が掛かってしまう結果となります。ですので、遺産分割協議が揉めそうになったり、相続が開始した場合にどのような手段で穏便に進めていくことができるか検討しくことが必要です。

 

まずは、専門家に意見を聞いたり、自分たちで大まかな財産調査を行い遺産分割協議書の案文作成してみましょう。

なお、財産調査のやり方はこちらに参考リンクを張っておきます

(参考リンク 相続財産の調査について https://kyotokamogawa-souzoku.com/blog/detail/20210820090045/

 

ここでは、どの財産を、だれが相続するかといったことを決めていきます。この際に、相続人のうちの自分だけが有利な遺産分割協議書を作成してもいいのですが、あくまで遺産分割協議は契約であり、それぞれが法定相続分の割合に応じて、公平な立場で権利をもっています。この点を忘れずに、公平な案文を作成するところがポイントです。また、それぞれの相続人に、それとなく財産の分配についての意見を聞いておいてから案文を作成するとよいと思います。例えば、土地と建物は私が相続する代わりに預貯金は弟にあげようとか、妹には株式をあげようとか、そういったように誰が何をもらうかを公平に決めていくということです。

 

いきなり、自分勝手な遺産分割協議書を作成して手渡したとしても、他の相続人がそっぽを向いてしまうこともあります。このような事態は一番避けないとなりません。相手を怒らしてしまったり、連絡がつかない状態になってしまいますと、もはや調停や裁判といった裁判手続きを利用しなければ手続きは進まなくなってしまいます。このようになことになる前に、どこかで折り合い点を見つけることが一番よいと考えます。もちろん、相手の対応が横暴であったり、無茶苦茶な遺産分割案を突き付けられる場合には、話し合いよりも、はじめから調停等を行った方がよい場合ももちろんあります。このあたりの判断は、専門家の経験に頼るとよい意見が聞けるかと思います。

 

個人的に、遺産分割協議においては、折り合いをつけた着地点を模索することが一番重要であり、一番やってはいけないのは喧嘩してしまうことです。このようなことになる前に専門家に相談することを強くお勧めします。喧嘩してしまった後ですと、できることが極端に少なくなり、時間もとてもかかってしまう結果となりますのでご注意ください。

 

遺産分割協議はあくまで契約です。お互いのことを慮って両者にとってよりよい遺産分割協議を成立させることが大切です。

 

今回のブログは以上です。その他参考リンクを張っておきます

(参考リンク 遺産分割協議に関するリスク https://kyotokamogawa-souzoku.com/blog/detail/20210806072346/

 

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